豊川市・国府観音寺

愛知県豊川市国府町的場

本尊は大須、浅草と同じ一寸八分の観音像といわれています。この観音像は慶長十五年極楽寺の住僧が俗に玉入りといわれていた地中から発掘したもので、その住僧が本寺の開基となっています。なお本寺境内に芭蕉の句碑「 紅梅や 見ぬ恋つくる 玉すだれ 」もあり、また国府市中興の祖片岡丈右衛門の頌碑もあります。

※月例祭は毎月十七日(本祭の九月は除く)

※毎月十七日には人形供養も行われます。 

看板より転載

 

■国府観音の歴史

本尊は、大須、浅草と同じく一寸八分(約6cm)の聖観世音菩薩で秘仏とされている。この観音像は江戸時代の慶長15年(1611)、極楽寺の住僧が俗に玉入りと言われていた地中から発掘したもので、その住僧が本寺の開基となっている。

 

■国府市の始まり

貞享2年(1685年)赤坂陣屋の代官だった国領半兵衛が家臣に命じて開かせた六斎市が、やがて歳の市となり、現在は毎年2月11日(建国記念日)に開かれるようになった。国府観音寺境内には国府市の開祖と言われる片岡丈右衛門の供養塔がある。

 

■松尾芭蕉の句碑

元禄2年(1690)に芭蕉が詠んだ「 紅梅や 見ぬ恋つくる 玉すだれ 」の句碑があり、天保14年(1844)建立。

 

■国府観音様の主な年間行事

(1)月例祭 毎月17日 11時 祈願と食事(おみやげ有り)。

(2)年末(31日) 除夜の鐘突き、甘酒接待(中町区による)23時から。

(3)元旦~3日  7時~17時までご開帳。

(4)1月7日 七草がゆ接待 10時~13時 保育園児も来ます。

(5)2月初旬 節分祭 餅投げ、福券で豪華景品が当たる。親鬼、子鬼が本堂と境内を大暴れ。

(6)4月8日 極楽寺にて花祭り(甘茶接待)

(7)9月下旬  国府観音例大祭、菩薩クジで景品有り。 

 案内ポスターより転載