追分と豊川稲荷遥拝所


愛知県豊川市御油町行力

撮影:2022/05/05

写真手前は姫街道、左奥は東海道で御油宿方向を見ています。

この辺りに豊川稲荷遥拝所がありましたが遺構などは残っていません。

嘉永五年(1852年)に御油町欠間の豊川稲荷遥拝所に建立された鳥居が、慶応元年の神仏分離令により撤去され、豊川稲荷境内にて保存されていました。昭和29年に豊川稲荷参道に再建され、総門から入って二つ目の二の鳥居として現存しています。

愛知県豊川市御油町西欠間

撮影:2022/05/05

 追分の斜め向かい側に豊川社道の道標があります。

道標には大鳥居と同じ年号が刻まれています。 嘉永六年歳次癸丑五月


愛知県豊川市豊川町

撮影:2020/08/22

御油の大鳥居は昭和29年に豊川稲荷参道に再建され二の鳥居として現存しています。

 

大鳥居にも御油追分の道標と同じ年号が刻まれています。

嘉永六年歳次癸丑五月

大鳥居には願主御油駅役人7名の名前が刻まれています。

井上與左衛門維朝

中田惣四郎兼俊

鈴木半左衛門専方

鈴木善十郎重則

神谷政八守雄

土井権左衛門叙

森久左衛門重高