専正寺・鳥居強右衛門一族の墓

三重県桑名市北寺町 

取材2005/09/04(日) 

松平家は1710年(宝永7年)に桑名城主となり、六代強右衛門清商も桑名に来て桑名で亡くなり桃林寺に葬られます。以後、十一代強右衛門まで桑名の桃林寺に葬られますが、1823年(文政6年)に松平家は桑名から武蔵国・忍(現在の埼玉県行田市)に移り、鳥居家と菩提寺の桃林寺も忍に移ることになります。 鳥居家の墓は桑名に残ったままになりますが、日進小学校の拡張や都市計画道路の建設などにより、鳥居家の墓碑七基(七代、九代、十代、十一代の四基と関係者三基)は今中町の専正寺の墓地に移されました。